奥旅net

なんやこれ

8/6 日記

即席アイドル料理

 タイトル通りとは恐れ入った

 いや、私は一般人間なのでそんなもの作りません。先日の日記にも書いた、ミリマスのオタクをここ十日ほど苦しめているCD、クルリウタのボイスドラマの話でございます。

 私はアホみたいにホラー(てかびっくりするタイプのもの)が苦手なのでその辺の作品については疎いのですが、なるほど今回のボイスドラマはガチモンのサイコホラーだと皆が言っている理由がわかります。

 ふつーに怖い。音響とかも手が込んでるし。いろいろとアイドルがして大丈夫なのか?みたいな描写がたくさんあるし。

 これは時々言われてることだとは思うのですが、ミリシタのボイスドラマってなんかすごい特殊な存在ですよね。おそらく性格としては『ミリオンライブ』内の劇中劇なのですが、ストーリーが単体でも割としっかりしていて(尺的にん?となることは時々あるけれども)、演技もちゃんとしている。この演技がちゃんとしているってのがミソで、例えばクルリウタのボイスドラマ『誰ソ彼ノ淵』にも出演する島原エレナ(cv.角元明日香)というキャラクター(アイドル)は『演者』として出演しているので、作中の演技は島原エレナによるものなのです。声優さんによるものなんだけど設定上そうではない。

 じゃあ島原エレナ演じるキャラクターはミリシタの島原エレナと同じような性格・設定なのかと言われるとそうでもないという。まあもちろん『島原エレナ』っぽいところはあるのですが、あくまでも別人としてやっているので我々も別人としてちゃんと劇中劇に没入できるのです。(特にCleaskyの島原エレナはミリシタの島原エレナとは全然違うのでみんな聴いてくれ)

 てなわけで、我々はミリシタ世界のオタクになりきって島原エレナ(もちろんエレナに限った話ではないが)の演技する『誰ソ彼ノ淵』を楽しめるわけですね。そういう風にできているので、ホラーはちゃんとホラーをする。こわひ。私は寒気でエアコン消しました。この時期に。

 とはいえ、一応現実世界のオタク向けコンテンツでもあるので、登場人物の名前は演じるキャラの名前と(便宜上?)同じになっているという側面もあったり、そもそも我らオタクはアイマスにおいてはプロデューサー(ということになっている)ので、その劇中劇に出演させるキャストを選ぶ投票があったり(これがだいたいハマり役に決まるのがおもろい。The集合知)。

 マジで、ボイスドラマでも劇中劇でもないなんか新たな一境地を切り開いているような気がします。アイドルマスター奥が深いオンライブ。コンテンツの底は知れねえな。

 

 さて、この文章で島原エレナは何回出てきたでしょうか?たぶん九回。島原エレナ(十回目)連呼しねえとやってらんねえな。あ~島原エレナ(十一回目)島原エレナ(十二回目)島原エレナ(十三回目)。

 丑三つ時なので今日はクルリウタの話だけ。おさしみやさい。

 変な夢見んかったらいいな~。