奥旅net

なんやこれ

8/22 日記 新イベントと逆説のはなし

24時間って短いですね

 昨日は職場でジャストサイズのやらかしをして微・怒られが発生したので気晴らしにウイスキー飲みながらバカ動画見まくってゲラゲラして寝ました。ブログは忘れてました。一日四十時間くらいあったらきっとブログの存在も思い出せて、記事を書く暇もあったんじゃないかな

 

深い、深い青

 ミリシタの新イベント始まりましたね。といっても普通に日が経ってますが。ALLSTARSの皆さんはあまり追っていなかったのですが、曲が良すぎるので気づけば走ってました。走る気一切ないのにさっき見たら5000位台だった。なんでやろな

 曲がいいのはマジでそうなので後でみっちり語りますが、その前にもちろんMVもいい。ステージセットすげえよな、水中やんけ。水中といえばおそらく水中キャンディ実装内定みてえなもんよなこのステージは。

 で、カメラワークもいい。水中でふわふわ踊っている感じがする。もう総合的に百点!wと叫んでいるオタクがここにいる。

 普段あまりスクショばっかしているタイプのオタクではない(と自負している)のですが、いいMVが来たらMV見てスクショ撮ってをするオタクにならねばならない。というわけでいろいろやってたら、この前の未来紬の水着限定がクッソ合うことに気づいた。画像を貼る。いや決して煽りではないですやめてフェス限マイペースユニット見せつけてこないで

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 あと、オリメンで言えばやよいの運動会SSRがバカクソ似合います。

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 画像ペタペタ貼ってりゃいいと思ってんのかてめえ。思ってます。

 

 というわけで、皆さんMVのなんというか"趣"を感じていただいたところで本題の楽曲がいいトークですが、なにがいいってサビに至る展開がいい。どことなくfuture感のする前半部で幻想的な静かな雰囲気を出した後、Bメロでさらに浮遊感を与える。Bメロのやよいとコーラスむっちゃ味出てるよな。で、このまま神秘的な曲なのかなと思ったらサビで一気に開放感のあるメロディーに変わる。ここのカタルシスが最高にカタルシスしてますよね。気が付いたらおもくそリピート再生してました。

 

人間は逆説に弱い

 別に私がここで述べなくても古代から修辞学のえらい人が幾度も言ってると思いますが、Deep, deep blueを聴くことで私はなんとこの真実について車輪の再発明のような発見に至ったのであります。

 って大仰に書くほどの話でもないですが。この曲、なんかいろいろと逆説的な感じがする。浮遊感のあるメロディーですが歌詞は海に潜っている。開放感のパないサビで「沈んでいこう」って歌ってる。

ここは 誰もいない僕だけの世界

どこまでも もっともっと 深く沈んでいこう

Deep, deep blue/ダイヤモンドダイバー◇

 ダイビングじゃあ沈まなきゃ意味あるまい、ってツッコミは置いておいて、普通『沈む』といったらあまりいいイメージを持たない言葉なはず。景気が沈む、不運に沈む、オリックスの順位が六位に沈む……オリックスに関してはもとからか。

 その言葉を、なんかむっちゃポジティブに捉えている。すると、私のように歌詞の背景なんぞあんまり考察しない人間にも「うおお」ってくる。たかが一曲でオタクに千字以上のブログを書かせる力が、『逆説』にはあるんですねぇ~~。知らんけど

 

 よく考えたら、私が好きな歌の歌詞ってよく逆説的な表現が使われてたりします。あとは、例えば「止まない雨はない」に対しての「雨止むな~~」的なやつ。パッといい例が思い浮かばんけど。よく考えたら、歌(っつーかあらゆる文章表現)っていうのは世の中で普通とされてるものに対して「ほんまか~?」っていう行為のような気がするし(と言い切るのも捨象しすぎな気がするが)、まあ逆説的に表現するとすげえいいってのは当たり前のことなのかもしれない。何でもかんでも逆張ればいいってもんじゃないんだろうけど、少なくとも私は逆説大好きなので世のミュージシャンや小説家や詩人は軽率に使ってってください。

 ……なんかこれ、結局この前オルタナの話した時と似たような結論になってんな。

 

おるたな

 で、これ書いてていろんな曲の歌詞を思い出しまくってたら気づいたのですが、スピッツってむっちゃそういう歌詞書くのうまいよね。

君を不幸にできるのは 世界でただ一人だけ

8823/スピッツ

 

愛はコンビニでも買えるけれど もう少し探そうよ

運命の人/スピッツ

 

逆風に向かい 手を広げて

壊れてみよう 僕たちは希望のクズだから

インディゴ地平線/スピッツ 

 

人間になんないで繰り返す物語 ついに場外へ

見っけ/スピッツ

 ちょっと思いつく限りでもこんな感じ。特に見っけの出だしは音楽の歌詞の中で私がトップクラスに気に入っているやつです。今度スピッツの歌詞がいかに素晴らしいかについて記事にしてみたいけど、スピッツに関するブログの記事なんて世の中に大量に出ているわけで(私もいろいろ読み漁っているが)、レッドオーシャンもいいところ。そんなたくさんの記事たちに比べられるというのは恐ろしいですし、なによりスピッツの楽曲について本気で考えてみるというのは"覚悟"がいるのでいつ記事になんのかわかんないです。はい。

 ……それにしてもやっべえな。草野マサムネ、何喰ったらこんな表現が出てくんだろう。人間の食べ物をちゃんと食べているのでしょうか?

 

 アイマスの新イベントに対する雑感の記事の追記みたいな感じで書くには申し訳なくなってきた。Deep, deep blueを聴くよりはるか以前に私は逆説的な歌詞の素晴らしさについて草野マサムネの最高に詩的な表現たちから気づいていたはずではなかったのか?

 

 というわけで、本日はスピッツの話でした。アイマスの話もしたような気がするな、そういえば。